美容師が使うハサミのお話。
こんにちは。
美容師が使うハサミ(シザー)は、大切な仕事道具の一つです。
勿論、いつも皆さまが使われている紙を切るハサミとは違い、用途に合わせ種類があります。
美容師用のハサミの特徴
恐ろしく切れます。例えば真似してはダメですが
通常の紙を切るハサミの刃に指を触れても強くしない限りは切れません。
カットをするハサミは指が触れるとパックリ切れます。
カミソリより切れ味が良いのですが、これで指を何度も切りながら
美容師さんはカットの練習をしています。
噛み合わせや砥ぎは調整のプロにお願いしています。
落としただけで調整が狂い、切れなくなってしまう場合もあります。
美容師用のハサミの種類
大きく分けて3種類のハサミがあり、
美容師であれば大体4~5本のハサミを使用しています。
それぞれに特徴があり、デザイン、ヘアスタイルのより使い分けています。
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ベーシックシザー
ハサミの足の部分両方に刃がついているものです。
様々なカットに使えますが、ハサミの長さにより切りやすい、創りやすいカット部分なども変わってくる為
長さの違うベーシックシザーを数本使い分けるスタイリストもいらっしゃいます。 -
セニングシザー
「スキバサミ」ですね。毛量調節に使用するのが一般的です。
これも梳く量の率で違いがあり、15%程度から40%程度の物が多く利用されています。 -
スライドシザー
片刃のはさみです。髪を滑らしながらカットが出来るので
髪のボリュームを抑えたり、動きのある髪型を創りたい時に欠かせません。
これもスライド率があり、スライドカットできる毛量が変わります。
テレビやヘアショーなどでよく見る髪がバーッと散りながらカットしている光景はこのはさみを使っている場合が多いです。さらにハンドルと呼ばれる持ち手の部分も種類があり、使いやすさやこだわりなどで選んでいきます。
美容師用ハサミの価格
ピンからキリですが、
3万円~数十万円程度の幅があります。
それを複数本ですから、アシスタント時代から
先輩のお古、キャンペーン時などで少しづつ揃えて行くパターンが多いと思います。
意外と高いんですよ!
シザーケース
個性が出る美容師のカッコ良い道具の一つです。
これも価格はピンキリです。
上記の様に、高い、壊れやすいものなのでシザーケースは必需品です。
最近はハサミも海外製が増えてきましたが
やはり日本製が一番評判が良く使いやすいものの様で
海外の美容師さんも価格が高くても
使いやすく切れ味の良い、日本製のハサミは憧れらしいです。
いかがでしたか?
普段何気なく目にしている、美容師・スタイリストさんのハサミは結構凄いものなのです。
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